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脱酸素剤エバーフレッシュ Q&A

Q:購入してからどのくらいの期間、保存できますか?

A:未開封の場合、約6ヶ月が目安です。(商品によっては短いものもあります。)

Q:保管場所、方法についての注意事項は?

A:直射日光をさけ、袋に傷(ピンホール)をつけないようにして保管して下さい。

Q:乾燥剤と一緒に入れても問題ないですか?

A:一緒にご使用いただけます。但し、エバーフレッシュと乾燥剤が接触した状態でご使用になると性能が低下することがありますので、接触しないように入れてください。

Q:外装のシール不良やピンホールによる脱酸素剤の劣化を見分ける方法は?

A:袋ごとに酸素検知剤を入れてありますので、それがピンク色をしていれば袋の中は無酸素状態ですので、脱酸素剤の品質が保たれていると判断して結構です。酸素検知剤がピンク色でも袋にゆるみがある場合は、酸素がわずかに入っている可能性があるので、使用しないで下さい。また、酸素検知剤が青紫色に変色している場合は何らかの異常ですので、その脱酸素剤は使用しないで下さい。

Q:脱酸素剤エバーフレッシュの外装が緩くなっていますが、中の酸素検知剤はピンク色をしています。使用しても問題ありませんか?

A:未開封の袋の端をもって持ち上げた時に、商品が下にずり落ちるほど空気が入っている場合は何らかの異常があると考えられます。商品はご使用にならないようにお願い致します。保証期間内の場合はお取替え致しますのでご連絡下さい。

Q:袋を開けてからの、作業時間の目安は?

A:空気中に放置しておいても一定以上の品質が保てるのは、タイプによって空気中に放置できる時間が異なりますので下記時間を目安にして下さい。

  • Q/PQ/Cタイプ・・・・2時間
  • Lタイプ・・・・・・・・・・4時間
  • YF/COタイプ・・・・・1時間
  • KWXタイプ・・・・・・・12時間(高温多湿の環境下では6時間以内でご使用下さい)

Q:1袋全て使用しませんが、残ったのはどうすればいいですか?

A:始めに必要な分づつ袋(脱酸素剤対応の袋)に小分けしてご使用ください。使用する際に必要分だけ取り出し、残りは袋内の空気をできるだけ抜いて熱シールをし、酸素が入らない状態にして保管して使用する分のみ開封して下さい。エバーフレッシュが作業中に空気に触れる時間を短くでき、品質を長く保持できます。

Q:作業中に脱酸素剤がかなり熱を持ったのですが大丈夫でしょうか?

A:エバーフレッシュが酸素を吸収する際は熱を発します。そのため、ご使用時はエバーフレッシュをトレイなどに広げて熱がこもらない環境を作ってご使用ください。空気中に放置していてもある程度なら一定以上の品質が保てますが、長時間熱を発したまま放置した場合は、エバーフレッシュの持つ性能が低下していることが考えられますのでご使用は避けて下さい。

Q:脱酸素剤の効果は周囲の温度と関係ありますか?

A:関係あります。気温が高いほど酸素吸収は早くなります。但し、気温が低くて酸素吸収が遅くても、その場合には通常の商品劣化もゆっくり進みますので、結果的に問題ないと思われます。

Q:食品の包装袋の中で脱酸素剤を置く位置によって酸素吸収の効果に違いがありますか?

A:あります。一般に容器内の空気の流通が良いほど脱酸素する速度は高まります。

Q:食品に封入した脱酸素剤が正しく機能しているかどうか見分ける方法は?

A:脱酸素剤が酸素を吸収すると、商品の袋がシール直後よりも圧縮されるため、袋の収縮具合で確認できます。(但し、商品の種類によっては減圧しないタイプもあります。)もしくは、酸素検知剤を一緒に封入すれば、色によって確認が可能です。

Q:脱酸素剤を封入した食品を冷蔵庫(冷凍庫)で保管しても問題ありませんか?

A:エバーフレッシュは温度が氷点下になると働きを停止します。そのため冷蔵庫・冷凍庫に入れる前に、常温に5~6時間置いておくことをおすすめします。ある程度、酸素を吸収しておく方が食品保存の上で効果的です。(常温に戻せば脱酸素剤は、また働き始めます)※冷凍タイプのエバーフレッシュもあります。

Q:エバーフレッシュを入れた状態で加熱殺菌をしても大丈夫ですか?

A:食品性状、包装形態、加熱条件などによりエバーフレッシュが破袋したり、内容物の染み出し、酸素吸収の停止が起こることがあるため、お勧めしておりません。

Q:袋が収縮しすぎるので、見栄えが悪くなることを防ぐ方法はありませんか?

A:例えば、カステラ等のように袋いっぱいに食品が入る場合は、袋の中に空気を多めに残した状態で熱シールする方が、エバーフレッシュが酸素を吸収した後で丁度よい圧縮状態になります。

Q:脱酸素剤のサイズが大きい程、食品を長く保存できるのですか?

A:脱酸素剤は袋の中の酸素を吸収する働きをもっています。袋内の酸素には限りがありますので、必要以上に大きなサイズを使用しても酸素を吸収する事ができないので必要以上長期保存できません。

Q:袋に合ったサイズを使用しないと効果がないのですか?

A:適合サイズよりも小さいサイズを使用すると、袋内の酸素を吸いきれなく効果がありません。大きい分には問題ありませんが、その分コストが高くなってきますので適合サイズを使用されることをお薦めします。必要な場合は、商品(内容物が入った袋)をお送り頂ければサイズの選定を致します。

Q:冬場は問題なかったのに、暖かくなると商品の傷みが早くなったのですが?

A:気温が低く、空気も乾燥するため、微生物の増殖力が低下する冬場に比べ、暖かくなると脱酸素状態でも増殖できる酵母菌や嫌気性菌なども含めて、微生物が活発に増殖するようになり、食品が痛みやすい環境になります。一般にカビが生えやすい食品にエバーフレッシュを使用する際は、冬場の保存試験だけでは不十分です。気温が上昇する季節に再度、実装による保存試験を行ってエバーフレッシュの再選定をし、賞味期限を設定して下さい。

Q:エバーフレッシュを入れてパックした後、膨らんできたのですがどうしたのでしょうか?

A:食品の発酵により炭酸ガスが発生し、袋が膨らんできたと考えられます。発酵は脱酸素状態でも増殖可能な酵母などによって起こるため、エバーフレッシュで防ぐことはできません。

Q:子供がエバーフレッシュを誤って食べてしまったようなのですが大丈夫でしょうか?

A:エバーフレッシュは食べられませんが、主成分は鉄粉、無機材、塩分などです。公的機関による急性毒性試験で安全性が確認されています。中身の粉末を誤って食べたり、食物と一緒に煮込んだ場合でも異常がなければ、水を飲んで様子を見て下さい。誤食後、何らかの自覚症状が現れた場合は、念の為に医師の診断を受けて下さい。

製造元:鳥繁産業

脱酸素剤・乾燥剤・シリカゲル・保冷剤

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